ソウシチョウ@安曇野市公式初記録
- Shinsuke ORII
- 2022年5月21日
- 読了時間: 1分

昨年の5月、この写真が地元の『信濃毎日新聞』に載った。
以前からフィールドとしている山で撮影した一枚だ。
この日も早朝から山へ出掛け、
車をブラインド代わりにして野鳥を待っていた時のことだ。
聞きなれない野鳥の囀りが聞こえてきて
しばらく『あれ、これは誰の囀りだったっけ?』と首を傾げていた。
笹薮に鳥影が時折見えるが
どうもはっきり見えない。
次の瞬間、一羽が笹薮から飛び立ち、目の前の木にとまった。
大きな声で囀る。
『あ、ソウシチョウだ!!』
この時、この場所で同時に3羽確認した。
この付近では非公式だが2019年からソウシチョウの目撃情報があった。
写真をはっきり撮って公表したのはこの写真が初めて、だと思われる。
※安曇野市のレッドデータブックではソウシチョウは生息していない、とされる。
外来種であるソウシチョウは標高1000m以上の笹薮で繁殖するようだ。
この付近でもヤブサメ・ウグイス・コルリ等の野鳥が繁殖していて
繁殖場所や採食でソウシチョウと競合する可能性が否定できない。
ちなみに、同じエリアで2022年もソウシチョウの生息を確認した。
10年後、山の環境もそうだが、鳥相にも相当変化があるだろう。
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